映画において

19 12月
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「リリイ・シュシュのすべて」と言えば邦画ファンは食いつくでしょう。援助交際をテーマに描いた衝撃的なものですから。

「花とアリス」でも有名な岩井俊二監督が渾身の力を込めて描いた作品で援助交際をする少女が絶望する様をリアルに表現した一作です。

多くの場合というか全ての映画において「援助交際」がテーマとなるとその作品に「自然」という要素は登場しえない物です。たった一つの作品を除いて。

彼女達の持つ世界観を理解できない人たちは「援助交際」と言われると大抵は「携帯」「ホテル」「金」「援助交際」なんて単語を並べて想像します。しかし実際はどうでしょう。

彼女達は何を見て想像するのでしょう。彼女達は青い空を見ています。川を見ています。自然を目にしているのです。岩井俊二、彼の作品にはちゃんと彼女達の想像する世界が映っているのです。

「リリイ・シュシュのすべて」という作品では少年少女の今抱えている問題をこれでもかとリアルに描かれています。それほど若者という生き物を理解し、愛人が見ている物は何なのか岩井俊二監督は見事に捉えています。

援助交際をする少女達がどんな世界を持っているのか「リリイ・シュシュのすべて」を見てみる事をおすすめします。

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